高山植物と温泉三昧 雨飾山 2023.7.18

日時:2023年7月18日(火)
参加者:会員6名
天気:晴れ
アクセス:【7/17(月)】JR大阪駅8:40(サンダーバード)⇒11:14金沢駅11:56(はくたか)⇒12:48糸魚川駅(昼食)14:00(タクシー)⇒雨飾山荘15:00(泊)
コースタイム:【7/18(火)】雨飾山荘5:00→8:02中ノ池→9:08薬師尾根分岐→9:51雨飾山10:22→11:09笹平→12:45荒菅沢出会→14:55雨飾高原登山口駐車場→16:15山田旅館
【7/19(水)】山田旅館9:20→10:00北野登山口→13:00風吹山荘
【7/20(木)】風吹山荘6:20→9:08風吹大池登山口→9:45蓮華温泉12:25⇒14:00糸魚川駅 帰神

 【7/17(月)】早目に家を出たが駅に着くとJRが遅れていてドキッとした。来た電車に乗り、結果、予定より早く集合場所のJR大阪駅11番ホームに着いた。今回の山行のキャッチフレーズを「高山植物と温泉三昧」としたが、一つ目は日本秘湯を守る会の温泉で、露天風呂は入口にあり外から中が良く見えた。積雪に耐えるよう大きな梁のある古い建物で、標高1000mだったが暑かった。山小屋といっておられたが、お刺身もあり食事もおいしく、宿の人も親切だった。目の前に鋸岳、鬼ヶ面山(おにがつらやま)、駒ヶ岳が聳えていた。テント場を見に行ったとき、蛇がいた。
 【7/18(火)】この日泊まる山田旅館に予約を入れたとき「薬師尾根分岐に着いた時点で遅れていたら、頂上には行かないで下山してくるよう」いわれていた。ゆっくり朝食を食べて6:00出発のつもりだったが、朝早く朝食を用意してもらえることが分かったので、5:00出発に変更した。
 急登で梯子や根っこ、ガレ場と歩きにくい登山道が続く。3時間登って予定通り中ノ池に着いた。その後コースタイム通りに薬師尾根分岐に着いたので、ザックを置いて雨飾山頂を目指す。頂上までの登山道はガスに煙っていたが見事なお花畑で、ギボシやシモツケソウ、グンナイフウロなど高山植物が咲き誇り、ガスの切れ間に女神の横顔も現れた。笹平から荒菅沢までは段差が多い登山道で梯子なども付けられ、疲れていることもあり安全第一でゆっくり降りたため、コースタイムの倍の時間がかかった。荒菅沢の冷たい水で顔を洗ったり飲んだりしてホッとした。やっと着いた雨飾高原キャンプ場のトイレに蛇がいた。テント泊でなくて良かった! この日のお宿は旅館なので料理もおいしく、温泉も良かった。
 【7/19(水)】今日と明日は雨予報なのでどうしようか迷ったが、降っても小雨なので予定通り行くことにした。Oさんは、前日の下りで梯子を付ける作業をしていた人に靴底がはがれそうだといわれ、帰ることにしたので南小谷駅で別れた。私たちは迎えに来てもらった車で北野登山口まで行き、歩き始めた。途中、前日登った雨飾山が見えた。残り1/4くらいで雨が降り始めた。雨が降っていなければ風吹岳や風吹大池の周りを散策する予定だったが取りやめ、他にすることもないので、夜までおしゃべりに花が咲いた。夜通し雨が降っていた。
 【7/20(木)】朝になっても雨はやまず、小降りの中、雨具を着て出発した。木道や泥濘が多いので滑らないように気を遣ったが、天狗原の雨に濡れた花々が瑞々しい。途中雨がやんだ。心の目で左に雪倉岳を見る。コースタイム通りに風吹大池登山口に着き、バスが来たので一旦バスに乗ったが、バス代210円+荷物代300円がいるというので、蓮華温泉までの30分歩くほうを選択し、バスから降りた。蓮華温泉で今回の山行の疲れを癒し、帰途に就いた。
 今回、雨飾山はハードで、参加者には申し訳なかったが、宿はどこも満足してもらえた。(Ka)

<コース状況>段差が大きく、ただひたすら登って、急な登山道を下降するタフなコース。
<特記事項>ヒヤリハットなし。

露天風呂
いよいよ薬師尾根を登ります。頂上までアップばかりでダウンはなし。
シモツケソウ、いっぱい咲いていました
雨飾山はお花の山
山田旅館の夕食、どれも美味しく、ご飯にたどりつけるかと思うくらい色々出ました。