加西・小谷(こだに)城址 218m 2020.9.13

日時:2020年9月13日(日)
参加者:会員6名
天候:曇り後晴れ
コースタイム:>北条駅 10:00→酒見寺 10:20→小谷城登山口10:40→小谷城址 11:40→加西五百羅漢 寺 13:40→北条駅 2:15 

小谷(おだぎ)城は浅井の城が有名だが、呼び名も時代も違う。この山城は室町時代から守護赤松氏 の支城としてあったが、「嘉吉の変」で赤松氏が滅ぼされ、山名氏の統治下になった。「応人の乱」後、 再び赤松氏に帰り使われていたが、戦国時代前には廃城になっていた。そこを秀吉が中国攻めの際、 改修した文献が近年発見され、注目を浴びた。中国攻めの際 の兵站(へいたん)場所として使おうとしていたところがある と・・・・?それが中国大返しのとき、役に立ったようだ・・ という新設が出てきている。西国街道沿いには同じように使 われていた城が発見されている。(明石城、兵庫城、尼崎城) ハイキング道というより遊歩道だがよく整備されている。 地元の方々の熱心な協力もあるようだ。城跡は土塁跡、各丸 跡、横堀跡などがよくわかり、建物はないが、当時の形がよ くわかる。本丸跡からは、西国街道が一望でき、通信、連絡 拠点としても機能していたようだ。ここだけでは、2時間く らいで終わるので、北条五百羅漢などを訪れ、時間をつぶし た。山頂城址跡では、風が抜けしのぎやすかったが、街中は まだまだ暑かった。(S)
<特記事項>ヒヤリハットなし。 

酒見寺
嘉吉の変で犠牲になった人たちの墓
五百羅漢