三方崩山 2022.4.9-10

日時:2022年4月9日(土)〜10日(日)
参加者:会員5名
天気:両日共、雲一つない快晴
アクセス:三宮なか卯前 21:00 集合
コースタイム:4/9 道の駅飛騨白山8:37-12:00 1372 地点で幕営
       4/10 1372 地点3:44-7:36 三方崩山-13:26 道の駅飛騨白山

 林道を歩き登山口を進むと、雪も切れルートの判断が難しい。登れそうな斜面に取りつくも、夏道の尾根に合流するまでなかなかの悪路。急に暖かくなった斜面は無数の雪崩跡、大きなツリーホールがいっぱい。雪から藪と歩きやすいところを探しながら急登を行く。1750m 地点で幕営予定だったが、私の体調不良で1372m地点で早々と幕営。風もなく暖かい陽気、外で乾杯、のんびりとした時間を過ごす。
 翌日は遅れを取り戻すため4 時前出発。日が昇るのを見ながら進む。痩せ尾根のアップダウンが続く。左には圧倒的な白さを誇る別山、右手にはちょうど会のメンバーが歩いている白山北縦走路に位置する野谷荘司山の稜線が見えている。森林限界を越えた稜線を歩いてきたのに、山頂はまさかの樹林帯。予定より早く到着したので、近づいた別山から白山へ続く稜線、春霞の中、うっすらと見える北アルプスを眺めながら大休止。
 リーダーが急斜面の下りに備えロープを準備し下山を開始。往路より緩んだ雪、慎重に下っていく。最後まで気が抜けないルートでしたが、ドキドキ、心躍る稜線歩きを堪能しました。体調不良で両日とも同行者に負担をかけてしまい反省しております。体調管理、自己鍛錬を見直したいと思います。(Ta)

<コース状況>下部、雪が切れて道が分かりにくい。稜線上は痩せ尾根が続く
<特記事項>ヒヤリハット
 往路1200m 地点でアイゼンが効かず3m ほど滑落。滑落停止動作で制動。復路、往路と同じ所で踏ん張りが効かず滑落。4mほど滑り滑落停止動作で制動。約1070m 地点でも踏ん張りが効かず2mほど滑落。安全を考慮しCL がロープで確保。約12m 先でSL がロープを固定。続くN はそのままバックステップで下降、トラバースに移行した所で足を滑らせるがロープを掴み体制を立て直した。
両名とも、水分不足で軽い熱中症のような症状があり。季節の変わり目、必要水分量の把握など注意が必要。

白水湖
心躍り、緊張する稜線
別山〜白山
シルエットカッコいい