雪彦・地蔵岳東稜アルパイン修了山行

山行部

「アルパインクライミングスクール」を終えて

今回初めて「アルパインクライミングスクール」を取り組むことになり、実施回数や募集人数について悩みましたが、とりあえずやってみようと、実技10 回実施、5 名募集にしました。期間は7 月~11 月までの5 ヶ月間、月2 回実施です。結果的には7 月、8 月は岩が熱くてクライミングシューズを長く履くことができない位でした。今年は長雨や台風も多く3 回中止になりました。
「アルパインクライミング」はトップロープクライミングと違い、上へ上へと登っていきます。一人が登り、ビレーポイントでセカンドを確保します。セカンドがビレーポイント迄登って来るとセカンドがそのまま登る方法(つるべ式)とビレイしていた人が交代で登る方法があります。時間的にはつるべ式が早く登れます。スクールではつるべ式で登るのを目的にしていますが、リードで登るのはリスクが多くあります。よくいわれるのは“リードは絶対に落ちるな、どんなことをしても登れ!”です。どうしても登れないときはハーケン等を支点にしてロワーダウンかクライムダウンします。リードのビレイは岩B例会で行っているのと同じですが、セカンドを確保するシステムを覚えるのがポイントです。システム自体は簡単ですが、間違いなく出来るかです。必ず確認することです。自己確保は2 ヶ所以上から取ります。登る時間はそんなに変わりませんが、システム構築の早さで、1P(ピッチ)にかかる時間が変わります。1Pで10 分多くかかれば6Pで1 時間違ってきます。“習うより慣れよ”で多くの経験が必要です。経験を積めば状況によって瞬時に判断することができると思い
ます(私もそんなに登っている訳ではないので、偉そうにはいえませんが)。
近郊では“雪彦山”“御在所の岩場”が3P~7P位のルートがあります。11 月18 日(日)修了山行で“雪彦山・地蔵岳東稜”を6 名(2パーティー)で登りました。初めて不動岩以外をリードで登った人もいました。
スクールを終えて、反省点としては「テキストを作った方が覚えやすかったかな」と思います。講師は多くて2 名だったので、受講生は2 名にするべきだったし、実施回数も5 回にして春と秋にする方が良いかと思っています。“アルパインクライミング技術”を習得すれば山登りの可能性が広がります。来期も実施の予定ですので、受講条件の合う人は参加しませんか!

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