堂満ルンゼを目指すもあえなく敗退です。また、出直します。
<日 程>2020年2月8-9日 天候: 曇り時々雪
<参加者>9名
<アクセス>
(往路)【2/8(土夜 】⇒桂川 SA 21:00 合流⇒イン谷口/キャンプ場 22:30(共同幕営して仮眠)、
(復路)【2/9(日)】15:30⇒帰神
<コースタイム>
【2/9(日)】6:30 起床、8:30 出発→9:30 堂満ルンゼ取付き→12:30 堂満ルンゼ谷合中央部(登頂不能で引き返す)→13:30 キャンプ場迄の途中(食事・雪上訓練)→15:00 過ぎ キャンプ場
今回は雪が少ないということで「荒島岳」に変更を予定していたが、当該週に冷え込み積雪もあったので、当初の予定通り「堂満岳」に行くことになった。
前泊のために湖西道路を降りたところで雨模様。ところがイン谷口を超えたところから雪になり幕営地の辺りは完全な雪国となった。
翌朝、見事な厳冬期の比良地方の山行の様相を呈する天候となり、不穏な先行きを感じた。その予感どおり、堂満ルンゼの取付きからルンゼに入るとルート工作が始まり「ラッセル大会」が始まった。初めは膝丈からスタートして胸の高さ、さらに背丈を超える雪壁をラッセルして、隠れた岩稜帯を探し当ててルート工作をし、2 回程の登攀も行った。刻々と時間が掛かり、体力的にも消耗が進んだが、ラッセルも「雪の中を泳ぐ様に行う状態」になり、まだまだ先は長いルンゼの中央部で遂に撤退をすることとなった。
残念ながら先行した我々は撤退となって引き返したが、後続の次々に楽々と登ってゆく数組のパーティーを横目に見送りながら、我々との状況の違いの大きさを感じて、改めてルート工作の大変さを再認識して下山することになった。途中の取付きを更に降った、比較的フラットな場所で雪上訓練を行い、キャンプ地に戻り下山となった。(Y)
<コース状況>想定していたより積雪が多く、時間と体力を要した。リーダーの適切な状況判断が重要であると思いました。
<特記事項>ヒヤリハットなし。