石切道を越えて紅葉谷有馬へ 2019.6.12.

汗をかいた後は、温泉につかりましょう

日時:2019年6月12日(水)
メンバー:12名
天候:晴れ

<コースタイム>深田池9:09→10:04 石切道登山口→11:49 六甲ガーデンテラス(昼食)→12:45 極楽茶屋跡→13:53 炭屋道合流点→14:35 有馬稲荷神社
梅雨入り前の貴重な晴れ間の日、久しぶりの有馬へのハイキングである。深田池公園で体操を行い、石切道登山口へと向かう。途中、住宅地にある嘗てコメの精米に使われ、銘酒と謳われる「灘の生一本」の生産に無くてはならなかったと言われる水車を見る。壮麗な佇みの白鶴美術館を左に見て住吉川をたどると、やがて「近畿自然歩道」の標識とともに、住吉台への登山口に出会う。若干の急坂と平坦な道の後、石切道登山口に達する。ここは、他に六甲最高峰へと続く五助堰堤への道と、芦屋川上流への道との三つの分岐点だ。石切道は、はじめは緩やかな登りだがゴロ石の多い歩き難い道で始まる。ところどころ切り出したであろう石が集積されている。少しの間、林道を通り再び山道に入ってしばらくすると、徐々に道幅
が狭まり、山道の様子がガラリと変わってくる。急登が始まり崩落した所、湧き水に浸された所などが続く。
ここで、「日常の散歩」中の会員T 氏に遭遇(?)し、そのまま有馬まで同行することに!ガーデンテラスで昼食の後、紅葉谷へと向かう。何年か前に、まだ通行禁止になる前に歩いてから久しい。紅葉谷は、裏六甲らしい、鬱蒼とした樹林と谷筋の幽玄さを漂わせ、しかも歩きやすい道だ。快適な歩みを進めるも、有馬まであと少しのところで通行止めに会う。ここから先、炭屋道へ迂回して魚屋道に出て有馬に行かなければならない。炭屋道では、標高差100m 以上の急登と急な階段で
の下りを強いられる。一同、最後の力を振り絞って魚屋道に出る。無事、ゴールである有馬稲荷神社に着くことができた。
久しぶりに、紅葉谷の雰囲気を堪能出来る山行ではあった。(O)
<コース状況>危険個所なし。山頂の展望がよい。
<特記事項>ヒヤリハットなし。