日時:2024/8/6(火・夜)~8/15(木)
参加者: 2名
URL: https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7139297.html
<アクセス>8/6 22:00 阪急梅田バスセンター ⇒ 8/7 06:00 松本
<コースタイム>
8/7(水) 松本⇒北沢峠(前泊テント)
8/8(木) 北沢峠 04:30→仙丈ヶ岳 09:15→両俣小屋 15:40
8/9(金) 両俣小屋 06:30→三峰岳 12:00→熊の平小屋 14:00
8/10(土) 熊の平小屋 04:00→塩見岳 10:00→三伏峠小屋 15:00
8/11(日) 三伏峠小屋 02:30→前岳 13:00→荒川小屋 14:00
8/12(月) 荒川小屋 05:00→赤石岳 08:00→百閒洞山の家 10:45→兎平避難小屋 15:00 8/13(火) 兎平避難小屋 03:45→聖岳 06:00→茶臼小屋 14:00
8/14(水) 茶臼小屋 05:00→光岳 10:00→茶臼小屋 15:00
8/15(木) 茶臼小屋 04:30→畑薙大吊橋 08:45→茶臼岳登山口 09:00
8/7(水):松本駅到着後、ガストの朝食バイキングで時間をつぶす。温泉卵をパチれば良かったと後程後悔する。 電車とバスで順調に移動し、北沢峠に到着。最後の豪華な晩餐として肉を食う。
8/8(木):ついに気が狂った縦走の開幕。事前にヤマレコの地図をダウンロードし忘れており、小仙丈で電波を 求める。無事に地図をゲット。のこのこ歩いていくと仙丈ヶ岳に到着。快晴で良い景色だが先が長いので喜びは 薄め。稜線から沢沿いの両俣小屋まで一気に降りる。せっかく登ったのに辛い。両俣小屋は渓流釣りの人ばかり で山の人はいなかった。アウェイの中ビールを飲んで猫(小屋番の飼い猫!)を撫でて幸せになる。
8/9(金):ゆっくり起きて昨日登った分を取り戻す。何故連日 1000m の高低差をやっつけねばならんのか。意味 が分からないぞ南アルプス。熊の平小屋はお花に囲まれたテント場でとても良い雰囲気。
かわいい T シャツを購入しご機嫌になって就寝。
8/10(土):暗いうちに動き出して塩見岳を目指す。稜線に出てからの塩見の迫力が凄い。今からこれ登るの?と いう気持ちにさせられる。文句を言っても始まらないので黙々と登る。「歩いていればいつか着く」とは誰が言っ たのだったか。村田左千代だったか。
無事に塩見についたがテント場の三伏峠小屋までは残り 3 時間もある。あと一頑張り?と思いながら歩いていた ら三伏峠小屋についた。しかしテントがいっぱい。絶望したが、親切な人がテント場を譲ってくださった。親切 な人はあまりの混雑っぷりに当日中に下まで降りる事にしたそうです。強い。
8/11(日):今日は待ちに待った小屋泊の日!!嬉しい!!テンション高く出発!…は嘘です。出発は真っ暗闇だ ったのでテンションは低めでした。薄暗い中歩いていると、道の陰に寝ている人の足が見えてマジでびびる。ど こで寝とるんや。 前岳までの登りに絶望していたが、登ってみたら案外そうでもなかったのが幸い。余裕で前岳の山頂に到着(ド ヤァ)。小屋は 1 人分のスペースが板で仕切られており、快適極まりない。部屋着に着替えてケーキとワインをた しなむ。幸せの極み。夕食はカレーでした。お隣の男性 2 名よりも我々の方がたくさん食べていた。米に飢えて いたのです。
8/12(月):荒川小屋でたっぷりご飯を食べて布団で眠って英気を養い兎岳を目指して出発。最初の予定は百間堂 幕営でしたが、先の行程を考え兎岳避難小屋まで歩くことに(CL のナイス判断)次の日の5時間を前倒し辛い けど5日目ともなると普通に受け入れられる。赤石岳・百間平・小兎岳と晴天の中ガンガン歩いて兎岳の手前で ポツポツ来た雨が・・・ドバ〜と降ってきてビッシャビッシャになってテント設営後止む全が雨に濡れて湿った 状態で就寝。結構辛かった(*_*)兎岳避難小屋は半壊等状態らしく、手前の分岐の端っこ設営
8/13(火):最後の 3000m 超えの頂上聖岳を目指して暗い中歩き始め山頂に上がると目の前にど〜んとデッカイ 富士山が現れ感動、泣きそう、CL と感動の握手。絶景を堪能して聖平小屋まで長い下りを経て休憩、小屋は綺麗 でトイレも普通の水洗ですごく清潔でした。この日は茶臼小屋で幕営、茶臼小屋のテント場は要予約、私達は予 約なし、しかし最後の1張が空いてトイレまで 10 秒、水場まで 30 秒と好立地な場所をもらいました
8/14(水):いよいよシメの光岳。茶臼小屋から 10 時間のピストン。2人で超軽量装備で出発するも疲れが溜ま った体にはなかなか辛い、またすごい登りも待ってました。エコバックで歩く N さんに『どこから来たの?』と 『茶臼小屋からです』『え〜』と何度かあって面白かった。光岳小屋はすごく可愛くて一度泊まってみたい。茶臼
小屋に帰ってしばらくするドシャ降りの雨。N さんは雨にも負けず酒を買いにいき、そしてスイカを下げて帰っ て来た。何日目だったか飢え始めた私達の会話を聞いた通りすがりのガイドさんが茶臼小屋のオーナーとお友達 で『縦走している女性が 2 人来たら、スイカを出してあげてくれ』との流れでスイカ頂きました〜(o^^o)!
8/15(木):遂に帰る日がやって来ました。茶臼小屋からはほぼ降り、延々と降りもまたしんどい。途中の横窪沢 小屋はしまっているけどテントは張れそう、ウソッコ沢小屋も閉鎖されています。この辺りの橋と梯子はスリル 満点です。茶臼登山口に到着しここから林道歩き1時間ほどで挫けたところに女神が!赤石温泉まで残り2時間 近く歩くところを 20 分のところまで車に乗せてもらいました。温泉でゆっくり 9 日間のアカを落としさっぱり。 美味しいご飯を食べて帰神
<コース状況>1 つの山が大きい分、高低差が激しい。快適な稜線歩きではなく、樹林帯まで毎度降りてから山 頂を目指す為、体力が必要。
<特記事項>ヒヤリハットなし