ドラゴンアイを見に行く「御嶽山・摩利支天山」  2024.5.31-6.1

日時:2024年5月31日(金)〜6月1日(土)
参加者:会員7名
天気:5/31雨、6/1晴れ
アクセス:5/31(土)三ノ宮5:30⇒濁河温泉駐車場12:00
コースタイム:【5/31(金)】濁河温泉駐車場12:15→14:21 のぞき岩→16:42 五の池小屋
  【6/1(土)】五の池小屋6:40→7:34 摩利支天山→8:51 五の池小屋(アップルパイ)→9:30 五の池→五の池小屋10:06→11:46 のぞき岩→13:45 濁河温泉駐車場
URL:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6870539.html

【5/31(金)】お昼12 時過ぎ濁河駐車場から歩き始める。雨は上がる予報、だから平気……が、パラパラ、ザーザー、最後はもう音もせずシンシンと降り続いた。楽しみにしていた雷鳥も現れず、小屋に到着した夕方5 時前にはヨレヨレ。乾燥室に直行しカッパやザック、靴を並べる。それでも薪ストーブの炎や、小屋の素敵な空間に少しずつ気持ちが和らいでいった。その後の夕食の素晴らしいこと! グラタン、生ハムのサラダ、メインの飛騨牛、デザートはアフォガード。〆は薪ストーブで焼いたピザ。翌日の空が気になりつつ、ホクホク気分で床に就いた。
【6/1(土)】目が覚めると外は明るい。ドラゴンアイの様子を見に行く、消えてない! これまた美味しい朝食に感激した後は摩利支天山を目指す……。いた! 雷鳥いた! しかも飛んでいる! 鳴いている! 近くには御嶽山、遠くには昨夏に登った槍ヶ岳が見える。雪渓をソロソロと進み、風の冷たさに驚きつつ頂上に着く。そしてドラゴンアイ。遠くから近くからいろんな角度で心の限り堪能した。雪解けは進んでいたけれど、だからこそ青の世界は広がる。時折さざ波が揺れる、泣いているみたい、笑ってほしい。本当に美しかった。青の世界。雪は白いのに湖底に残る雪は冷たい碧。吸い込まれそうになる。池の周囲には沢山の人、ひと、ヒト。みんな間に合って良かった。下山時も次々と登ってくる人で、昨日の山行がウソみたいな賑わい。数え切れないぬかるみを踏みながら駐車場に下りてきた。
 今回、不安定な天気予報のため、出発まで何度も計画を修正してくださったCL 、五の池小屋(私は知りませんでしたが、テレビで紹介されたこともあり非常に人気があるとのこと)の予約につながるまで電話を掛け続けてくださったSさん、Aさん、往復ルートや距離が変更になり細かな計算をし直してくださった会計、交代でお車の運転をしてくださったメンバーの皆様、また、初めてご一緒する方が殆どでしたが快く受け入れてくださったこと、心より感謝しております。ありがとうございました。私自身は車の運転ができないにも関わらず図々しく参加させて頂き、泊り山行は昨年の夏山教室以来で、体力や荷造り、前泊のことで頭がいっぱいでした。(S)

<コース状況>雨によるぬかるみ、木の根や木道、石は滑る。登山道後半は岩や石で登りにくい。
<特記事項>ヒヤリハットなし

木の根は避ける
これが「ジョーズ岩」
イワカガミ
のぞき岩 丁度、工程の半分のところ
雪渓が残っていました
御嶽山方面