由布岳お鉢めぐり 2022.6.4

日時:2022年6月4日(土)
参加者:会員6名
天気:晴れ
コースタイム:【6/3(金)】六甲アイランドフェリー乗り場19:50 出港===
【6/4(土)】大分港7:20 着⇒西大分7:51⇒7:59 別府⇒8:30 ニコニコレンタカーで由布岳登山口駐車場9:05→11:20 マタエ→12:00 由布岳西峰→13:10 由布岳東峰→13:40 マタエ→15:50 登山口駐車場⇒山里の湯(宿泊)
【6/5(日)】4:00 起床5:00 出発⇒5:20 男池駐車場5:30→ソババッケ6:40→大戸峠8:00→平治岳8:40→大戸峠9:10→駐車場12:00⇒⇒レンタカー返却⇒別府⇒西大分⇒大分港19:15 出港===
【6/6(月)】六甲アイランドフェリー乗り場6:35 着

【6/3(金)】この時期咲くミヤマキリシマツツジを期待して、先ずは久々の「さんふらわぁ」に乗り込む。リーズナブルな部屋だが、二人分を一人で使うゆとりのスペースでしかもカーテン付き。
【6/4(土)】大分港に着くと快晴ですでに暑い。由布岳登山口からは広大な笹原の向こうに、これから登る由布岳が聳えている。高度がぐんぐん上がると緑一面の裾野が美しく、遠くには明日目指す久住連山が見え、天気予報が好転してくれることを皆で祈った。次第にピンクのミヤマキリシマが現れ、青空との映える写真が素晴らしい。
 マタエに着くと大勢の人がいて、ヘルメット率が高い。ここからは西峰から東峰へお鉢巡りに挑戦。
鎖の岩場を急激に登っていくと一等三角点のある西峰に。一旦下りザラザラの斜面を、砂煙をたてながら進むと核心部の岩またぎ越え。緊張するもその辺りはピンクの斜面。ここでもミヤマキリシマを楽しむことができた。そして一登りすると東峰へ登頂。景色を楽しんだら眼下に見えるマタエへ下っていく。山に入ると風が心地良く汗が冷たく感じる大文字火床から京都市内の眺望 大文字火床程だった。
【6/5(日)】天気予報では午後から雨が色濃く、予定より一時間早く出発した。男池駐車場はすで
に車が多く、早出の想いは皆同じ。暗い森の中の遊歩道を抜けると、苔むした岩があちこちに。斜面
には、バイケイソウとヤブレガサ(という名前の植物)の大群生が続く。ソババッケ(そば畑がなまった?)という広い平地を抜け、黒いぬめっとした嫌な土の道を上ると大戸峠(うどんこしと読む)。雨はまだ大丈夫そうなので平治岳(ひじだけと読む)に登ることに。大戸峠辺りは数年間発生していなかった虫の幼虫の大発生で、多くのミヤマキリシマが食べられて花は壊滅状態で惜しい。
 狭い一方通行の登山道を登っていくと、坊がつるがお目当てのミヤマキリシマの向こうに見えてくる。隣の大船山はもちろん久住連山が目の前に見渡せた。山頂に着いた頃からどんどんガスが上がってきたので、そそくさと下山開始。大戸峠に戻ると遂にぽつぽつと落ちてきた。ぬめっとした黒い土は濡れると一層ぬめって、派手に滑る人も。全員無事に下山した頃には本降りに。
大船山に行けなかったのは残念でしたが、目的はほぼ達成でき、充実した山行でした。(西川)

<コース状況>どちらの山域も良く整備されているが、ピーク時には駐車場が早くに満杯になる。
<特記事項>由布岳はお鉢巡りに2 時間位の時間がかかる

由布岳の隣の丸い山にちょっと寄り道