読図で歩く兵庫県の山② 白髪岳~松尾山  2022.5.22

日時:2022年5月22日(日)
参加者:会員4名
天気:快晴
アクセス:JR古市駅 9:00集合
コースタイム:JR 古市駅から車で移動→住山登山口9:20→9:28 白髪岳、松尾山分岐→10:22 白髪岳登山口→11:33 白髪岳山頂(昼食)12:05→13:03 松尾山山頂→14:03 高仙寺本堂跡→14:53 白髪岳、松尾山分岐ゴール

 白髪岳から松尾山の周回ルートの読図例会。CL を含め4 名、小人数が却って効率よく読図を行なえた。ルートを三分割して先頭を交代しながら歩く。各先頭はまずルートの特徴、尾根か沢か、等高線が緩やかか狭いか、標高はどのくらいか等、これから歩くコースの地形や特徴を説明する。一番の先頭は白髪岳山頂を担当。登山口よりいきなり急な登りになり、1 ピークまで登ると稜線に出て岩が現れる。登山道というより鎖とロープによる岩登りだ。そして山頂に辿り着いた。山頂は360 度のパノラマ絶景、付近の山々や丹波の町が一望できる。昼休憩の後、次の先頭に交代して松尾山へ向かうが、今度はいきなり激下り。下りが落ち着いてからはなだらかな尾根道。山頂は広かったが展望はない。そして松尾山からゴールまでが最後の先頭が歩く。住山登山口を目指すが途中いくつも分岐があり、皆で地図とコンパスで確認するが、非常に分かりにくく意見が分れたり間違えたり。高仙寺本堂跡を過ぎたころから激下りが始まる。山道には太いロープが2本掛けられてあり、しっかりと捕まりながら下って行く。激下りの後は歩きやすい山道。そして、朝スタートした白髪岳と松尾山分岐に着きゴールとなる。非常に実り多い読図例会であった。次は予習や準備をしっかりして臨もう。(Ba)

<コース状況>松尾山からの下りはロープを持ちながらの激下り。
<特記事項>ヒヤリハットなし。

読図開始
登山口横に大きな地図が。
ぎょぎょぎょ!こんな所に銀鉱穴跡が。明治8年から3年にわたり銀を掘ったと。
よっこらしょ!
白髪岳721mの山頂は360度のパノラマ絶景。関西百名山の一つ。
山中あちこちにあったものをこの場所に集めたのだと言われている。卵塔は僧侶の墓で、松尾山は仏教修行の場、多くの僧たちが学んでいた。