仙ヶ岳 2022.4.20

日時:2022年4月20日(水)
参加者:会員9名
天気:晴れ
アクセス:JR三ノ宮駅前6:30⇒9:00 大石橋
コースタイム:大石橋9:06→仙鶏尾根分岐9:56→仙鶏乗越9:59→タカノス分岐→仙の石11:16→仙ヶ岳(東峰)11:20→11:32 仙ヶ岳(昼食)11:57→12:15 小社峠→13:12 犬帰しノ剣→13:33 宮指路岳13:43→三体仏岩13:51→東海展望14:00→分岐15:00→15:08 大石橋

 集合・出発予定時刻の6時30分に三ノ宮駅前を出発し、自動車道を乗り継ぎ、登山口の大石橋へ向
かう。
 本日のメンバーは、女6 人・男3 人の計9人である。宮指路岳登山口の標識を横目に、帰りの激下り
のルートを想像しながら仙鶏尾根分岐を目指す。
暫くハイキング気分で山道を歩くと沢が現れ、渡渉する。仙鶏尾根分岐を過ぎるとほどなくして再び
沢を渡る。暫くすると花の撮影タイムとなる。只、ここを過ぎるころから本格的な山道となる。岩混
じりの傾斜のきつい山道をロープを頼りに登るが、意外と皆さん楽しそうに見え、思わず写真を撮っ
てみた。
仙鶏乗越から仙ヶ岳までは一部狭く険しい岩の尾根が続くも、鬱蒼とした森の中と異なり、開放的で
緩やかな登りを楽しめる。そして、奇岩仙の石に到着後、写真撮影タイムとなる。そこから、双耳峰
の東峰を経て仙ヶ岳(西峰)に達し、昼食休憩とする。その後、宮指路岳を目指して再び尾根筋を進
む。この尾根は、細いうえに岩場の上り下りの変化が有り、集中する必要がある。集中を欠いて滑っ
たりすると谷に転落しかねない。ほどなくして、ザレた岩場が現れる。更に歩きづらいが、結果とし
て、ザレ場の登下降の予行演習となった。
ほどなくして、前方に宮指路岳が見えてきた。只、ルートを見ると、表面が花崗岩でできた谷を降り・
登り返さなければならない。登山道は、犬帰しの剣と称される難所ですが、急峻でザレた状況で、降
るのは難しそう。だが、取付いてみると、岩場を頼りに降れることもあり、意外と難しくはない。コ
ルから登り返すと宮指路岳に到着する。
宮指路岳から登山口までは概ね下りが続く。只、細いトラバース道が続くので、集中力が大事です。
しかも、開放的な尾根道から一転して鬱蒼とした森の中を降るので、1 人だと多少不気味な印象を抱
かざるを得ず、言葉少なに下山する。登山口近辺に留めた車が見えて、一安心といったところ。小岐
須渓谷キャンプ場駐車場に立ち寄り、休憩後帰神につく。
今回の登山ルートは、鎖場こそ無かったが、岩場・ザレ場・急峻な登下降を時としてロープに頼りな
がら周回できました。アルプス登山には格好のトレーニング場かと。(Ta)

<コース状況>ザレ場・岩場・狭いトラバース等危険個所が多く、転倒・滑落を防ぐため、ハイキングコースとしては慎重な動きが必要。
<特記事項>ヒヤリハット無し。

仙鶏尾根分岐後の最初の渡渉箇所
イワウチワのアップ
薄いピンク色で、花びらがギザギザしていて、とてもかわいいですね❤️
仙が岳方面に向かいます
奥に、鈴鹿山脈の槍ヶ岳と呼ばれる、鎌ヶ岳も見えます
犬返しの験。なかなかの難所でした。