爆風の宝剣岳 撤退 2020.11.22

山行部

日時:2020年11月22日(日)
参加者:会員6名
アクセス:【11/21(土)】神戸⇒菅の台バスセンター駐車場⇒11/22 バス⇒しらび平駅⇒ロープウェー⇒千畳敷駅
コースタイム:【11/22(日)】9:45 千畳敷→10:55 極楽平→11:20 宝剣岳鎖場取付き→11:50 極楽平→13:00 千畳敷

 当初の予定は、千畳敷~宝剣岳~中岳~木曽駒ヶ岳だったが、稜線の風が強く、宝剣岳の登頂は断念し撤退することとなった。
 菅の台バスセンター駐車場で前泊、星は奇麗に見えている。明日に期待して就寝。
 当日の駐車場は天気も良く、暖かく穏やかな朝。バスでロープウェーしらび平駅へ。ロープウェーの先を見上げると、すっぽりガスに包まれている。千畳敷駅を降りると、ヤマレコ等の記録通り、雪は全くない。本来なら西に宝剣岳、東に南アルプスの絶景のはずが、真っ白で何も見えない。
 装具を準備して登山開始。登りの東斜面は、ところどころ雪が凍ってツルツルの道が数個所。極楽平直前で雪が吹き溜まっており、ここでアイゼンを装着。極楽平までの急登を上がりきると、風はかなり強い。風速にすると15m/s 以上か。気温は手元の温度計で-2℃、体感温度はかなり低い。この時点で撤退を決定するが、宝剣岳の鎖場取付きまで行くこととする。稜線には、雪はほとんどない。時々吹く強風で、身体が流される。30 分ほど歩いて鎖場取付きに到着。上を見上げて、これ以上は危険と再認識し引き返す。
 雪は降っていないが、服やリュックがどんどん白くなっていく。空気中に含まれているガスが凍り付いたと思われる。帰路では、アイゼンを装着した極楽平で、スタンディングアックスビレイと下降の練習をする。東側の斜面に降りた途端、嘘のように風が弱くなる。3 時間強で千畳敷駅に戻る。
 千畳敷駅には観光客が多く、我々は別世界から来た格好になっていた。(N)

<コース状況>積雪ほとんどなし、強風、気温-2℃。