日付:2026年10月10日(土)〜11日(日)

山行概要
夏山登山教室のフォローアップ例会として、小梨平でのテント泊と焼岳北峰への登山、上高地散策を楽しみました。テント泊が初めてのメンバーも参加し、重い荷物を背負って歩く距離を抑えられる小梨平を拠点に、焼岳を往復する計画です。
2日間とも快晴に恵まれ、紅葉に彩られた山々、噴気を上げる焼岳、清らかな梓川など、秋の北アルプスの魅力をたっぷり味わいました。
参加者:5名
コース・コースタイム
1日目:焼岳北峰登山・小梨平泊
上高地バスターミナル(6:19)→ 小梨平・テント設営 → 上高地焼岳登山口(8:27)→ 焼岳小屋(11:25)→ 中尾峠(12:37)→ 焼岳北峰(13:48〜14:39)→ 焼岳小屋(15:48)→ 上高地焼岳登山口(17:55)→ 小梨平(18:51)
2日目:上高地散策
小梨平(7:50)→ 明神館(8:35)→ 明神橋(8:48)→ 穂高神社奥宮・嘉門次小屋周辺 → 岳沢湿原(10:02)→ 河童橋(10:27)→ テント撤収 → 上高地バスターミナル(12:23)
距離:2日間合計25.3km
所要時間:1日目12時間35分、2日目4時間33分(ヤマレコのコースタイム表示・休憩等を含む)
アクセス:あかんだな駐車場から上高地へシャトルバスを利用。
※行程は簡略表示です。詳しい時刻・GPS軌跡は末尾のヤマレコをご覧ください。
山行記
1日目 小梨平にテントを張り、焼岳へ
連休初日のあかんだな駐車場では、上高地行きのバスを待つ長い列ができていました。上高地に到着すると、朝日に照らされた穂高連峰と、これから登る焼岳の姿が迎えてくれました。澄んだ空気の中、静かな梓川を眺めながら小梨平へ向かいます。

まずは小梨平でテント設営。初めてテント泊をするメンバーも、教わりながら作業を進めました。今夜の寝床を整えて荷物を置き、焼岳へ出発です。

河童橋からウェストン碑を経て、上高地側の焼岳登山口へ。朝霧の上がる梓川や色づき始めた木々を眺めながら歩き、登山口からは森の中を登っていきます。高度が上がるにつれ展望が開け、振り返ると上高地の景色が見渡せました。

途中には急なハシゴ場もあり、足元を確かめながら慎重に通過。焼岳小屋で休憩を取り、中尾峠から北峰を目指しました。青空と紅葉のコントラストが美しく、山頂へ近づくにつれて、焼岳らしい岩の景色が広がってきます。

噴気を上げる山肌や硫黄のにおいに、活火山であることを実感しながら岩稜帯を登り、焼岳北峰へ到着。雲ひとつない空の下、アルプスの山々と秋色の斜面が広がっていました。火口の大きな地形や、エメラルドグリーンの火口湖も印象的でした。


下山は往路を戻り、焼岳小屋とハシゴ場を経て上高地へ。小梨平への帰着は18時51分となり、長い一日の行動を終えました。
夕食は温かいトマト鍋。しっかり歩いた体にうれしい味で、締めのリゾットまでおいしくいただきました。仲間と囲む食事も、テント泊ならではの楽しみです。

2日目 秋の上高地をゆっくり散策
翌朝も快晴。小梨平から明神方面へ、身軽な装備で散策に出かけました。朝日に照らされた明神岳や、赤や黄色へと移り変わる楓の色合いを楽しみながら歩きます。

明神橋を渡って穂高神社奥宮にお参りし、嘉門次小屋周辺から岳沢湿原へ。木道や湿原、立ち枯れの木々など、上高地らしい風景に足が止まりました。道中ではサルやキツツキ、オコジョとの出会いもあり、登頂を目指す日とは違った楽しさを味わいました。

河童橋まで戻ったら、トワサンク上高地でアップルパイをいただきました。雄大な景色を眺めた後の甘いひとときも、今回の楽しみのひとつです。

小梨平へ戻ってテントを撤収し、名残を惜しみながら上高地を後にしました。帰りは平湯温泉「ひらゆの森」で汗を流し、高山の「宮川中華そば」で遅めの昼食。登山にテント泊、散策、温泉、食事と、充実した2日間になりました。


コース状況・注意事項
当日の記録では、上高地側の登山道に約80度・長さ約10mのアルミ梯子などがありました。ハシゴ場や山頂付近の岩場では、転落や落石に注意が必要です。
焼岳は活火山です。この記録は当日の山行報告であり、現在の登山可否を示すものではありません。入山前に気象庁や自治体の最新の火山情報・立入規制・登山道情報を確認してください。
1日目は小梨平への帰着が18時51分となりました。秋は日暮れが早いため、この行程をそのまま目安にせず、余裕ある時間配分と引き返す時刻を設定し、ヘッドライト・防寒装備を準備してください。
連休中は駐車場やシャトルバスが混雑していました。移動時間にも余裕を持った計画が必要です。
ヤマレコリンク
GPSリンク
GPSルートはこちら(ヤマレコの地図)
GPXファイルは、ヤマレコにログイン後、記録ページからダウンロードできます。
