将棊頭山 2024.2.3-4

日時:2024年2月3日(土)〜4日(日)
参加者:会員2名
天気:1日目快晴、2日目早朝小雪のち霧
URLhttps://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6431159.html
アクセス:三ノ宮なか卯前 20:30集合
コースタイム:
2/3小黒川キャンプ場5:29→6:17桂小場→9:27大樽小屋→13:00将棊頭山→13:20西駒山荘
2/4西駒山荘5:49→6:05将棊頭山→8:46大樽小屋→10:45桂小場→11:30小黒川キャンプ場

 登山口までの林道は凍結してツルツル。桂小場からも雪は少ない。緑の笹が斜面を覆い厳冬期であることを忘れる。しばらく進むと木々の隙間から遥か彼方に目指す西駒山荘が見える。木曽駒ケ岳はロープウェイを使った気軽なルートが人気だが、将棊頭山を経て目指すクラッシックルートは緩やかに標高差1700mを登る歩きごたえのあるルート。しばらく降雪もなくトレースはしっかり。
 稜線に出ると時折強く風に煽られながら、青空に駆け上がるように白い稜線を進む。将棊頭山を経て本日の宿泊地、西駒山荘へ。リーダの体調が優れず本日はここまで。小屋の中にも吹き込んだ雪が積もっている。厳冬期、こんなに大きな山の中で、私たち以外誰もいない。恐ろしいほど静かな夜。石室内は思いのほか暖かく、10時間近く眠る。
 翌日、予報とは裏腹に前日からの降雪、強風でトレースは消えホワイトアウトで視界もない。ヘッドライトの明かりも数歩先を照らすのみ。
 一度小屋に戻り日の出を待ち再出発。明るくはなったもののガスで視界は良くない。GPSで方向を確認しながら稜線を進む。樹林帯に入るとうっすらトレースが残っている。やっと肩の力が抜けた。この日出会ったのはただ一人。静かな山歩きを堪能しました。

<コース状況>危険個所なし <特記事項>ヒヤリハットなし

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