小豆島 黒岳天狗岩(インスボン)・吉田の岩場 2022.11.5-11.6

日時:2022年11月5日(土)〜6日(日)
参加者:会員6名
天気:晴れ
アクセス:
【11/5】 飾磨港7;15 ⇒ 福田港9:00 小豆島フェリー
【11/6】 福田港17:15 ⇒ 飾磨港 19:00 小豆島フェリー
登攀ルート:
【11/5】黒岳天狗岩(インスボン)
     マルチピッチ:ポップアップ 5.7 NP B1 → 大フレーク 5.6 NP
     ショートルート:カイチ 5.10c B7、プレシャスタイム 5.10a B5
【11/6】吉田の岩場
     夕暮れロック:ラストシーン 5.10b B4、放流5.8 B3
     ビレッジロック:黒い花束 5.10a B5、スカイウォーカー 5.10a B5、松の木小唄 5.10a

【11/5】穏やかな陽光の中、福田港に到着。先入りされているOさんに迎えに来て頂いた。駐車地からこれから登る岩山の全景が広がり、気持ちが高まる。林の中を30 分ほどで取り付きに到着。緊張感の中、談笑しつつ準備にとりかかる。1 班Oさんリードでスタート。遠く見える1 ピン目直下が難しそう。時間をかけてついに乗越された時、みんな一安心。このルート、プロテクション取れる箇所があまり無く、リードはかなり怖い。1 ピッチ目終了点に到着したところで振り返ると、眼下に青い海が広がる。風が冷たく待っている間に体が冷え、上着を着こむ。2 ピッチ目はさらに高度感が増す。ランナウト半端ない。ハングした岩の左側斜面に足をかけて身を乗越していくのが何とも怖かった。12:30 頂上に到着。景色を堪能した後、下まで50m 懸垂下降。途中から空中になり、これもなかなかの迫力。昼食後ショートルートに挑戦。どちらのルートもグレードとはかけ離れた難しさ。カイチ5.10c をチャレンジさせてもらったが、1 ピン目でどうにも足が乗り切らず降りた。下山後、吉田キャンプ場にてMシェフ特製ホワイトシチューを始め、各自持ち寄りの食材、お酒に舌鼓。楽しいキャンプごはんを堪能した。
【11/6】6:30 起床。さわやかな朝。ただテントが朝露でびっしょり。シートを木にかけ、日が上がるのを待ちながら朝食。9:30 キャンプ場出発。夕暮れロックに向かう。第3 の男を登攀予定だったが、先客があり奥のエリアへ。私は放流5.8 をリードさせてもらった。吉田で初めてのリードを経験し、一つの思い出になった。ラストシーン5.10b にチャレンジ。4 ピン目下でどうにもアイデアが生まれず。これは次回の宿題。ビレッジロックに移動。だいぶ上がってきたようで吹き抜ける風が冷たい。すぐ下にキャンプ場が見え、遠くに海が広がっている。黒い花束5.10a はあちこち探りながらパズルを解いていくような感覚が面白かった。スカイウォーカー5.10a は最終ピンを這いあがろうとカンテを掴むが足が決まらず難航。もう腕がパンパン。松の木小唄5.10a は右に左に大きく探りながらの謎解きが面白かった。2 日間、内容の濃い経験をし、たくさん勉強させていただきました。計画して下さったCLのO さん、ご一緒頂いた皆様、ありがとうございました(Ku)。

<特記事項> インスボンのグレードはかなり辛い。
<ヒアリハット> 無し。

登攀開始
1ピッチ目終了点より
2ピッチ目登攀開始
翌日、吉田の岩場。夕暮れロック。