アイスクライミング・大峰アイスガーデン 2022.2.5

日時:2022年2月5日(土)
参加者:会員4名
天候:曇り一時雪
アクセス:【2/4(金)】JR 西宮駅前22:00⇒23:50大迫ダム
コースタイム:【2/5(土)】大迫ダム7:10→7:50 大台ヶ原ドライブウェイ入口→8:10 登山口→9:30アイスガーデン13:10→13:45 登山口

【2/4(金)】予定時刻の22:00 前に西宮駅前を出発、自動車を乗り継ぎ宿泊予定地に向かう。24:00前に宿泊予定地に到着、屋根付きの個所にテント2張りを張る。しばらく明日の予定の打ち合わせを行い、その後、各自テント内で睡眠を取る。
【2/5(土)】6:00 前に起床、朝方まで雪が降ったようで、テントを出てみると結構積もっていた。朝食後7:00 過ぎに登山口に向かって出発。8:00前に登山口手前の駐車スペースに到着、既に数台が停っている。駐車スペースを探すのに少し手間取ったが、何とか駐車できた。
 ここも昨夜は雪模様みたいで、道路にも積雪が見られる。身支度を整えて8:00 過ぎに登山口へ向けて出立する。登山道は、先のシェイクスピア氷柱群と同じルートで、トレースもしっかりしている。それでも、雪山ハイキングと呼ぶには岩の上の雪を越えたりする個所もあり、注意を要するルートである。
 アイスガーデンへの分岐を過ぎてアイスガーデンに向かうと傾斜が急にきつくなる。最後は、ロープを出して安全策を図ってもらった。これが、山の会の例会の通常の姿。
 アイスクライミングの現場に到着して全体を見回すと氷柱が育っており、圧巻の姿を現してくる。この景観を間近に見られただけでも、今日来た甲斐があったと感じた。
 さて、アイスクライミングに取り掛かるわけだが、リーダーが迂回しながら登り、支点へロープをセットしてくれた。
 トップロープでビレイしながら登る点では通常の岩トレと変わらない。ただアイスアックスとアイゼンを活用して手足の掛かりを確保しながら登って行くのが異なる。アイスアックスを氷に刺して手掛かりとするわけだが、大きく振らないと十分に刺せない。ただそれを繰り返していくと、意外に握力に影響が出てくる。要は、疲れて氷に強く刺せないのである。氷に刺せないと手掛かりを確保できず、それ以上進めない。
 通常、トップロープ利用の場合、ロワーダウンで降りるものの、最後、クライムダウンで降りたが、雪山の岩稜地帯の登下降の際の練習になって良かった。
 参加 が3 人と少なかったので、必然的に交代でビレイ役を担うのであるが、幸いにもビレイの練習になって良かった。ただ時折吹雪いてくるので、ビレイをしながら耐えることになり、結構体が冷えた。もっとも、登ればエネルギーを使い暖かくなるので、何とかなるものだが。 (Taz)  

コース状況:雪山ハイキングコースとしては慎重な動きが必要。
特記事項:ヒヤリハットなし。