南八ヶ岳 阿弥陀岳・北稜 2022.1.8-9

日時:2022年1月8日(土)〜9(日)
参加者:会員5名
天候:晴れ
アクセス: 【1/7(金)】JR 西宮9:00⇒駒ヶ岳SA⇒美濃戸口8:30
コースタイム: 【1/8(土)】美濃戸口8:30→やまのこ村9:30→美濃戸山荘10:00→行者小屋13:30(テント設営) 
【1/9(日)】行者小屋6:00→阿弥陀北稜取付き8:00→阿弥陀岳11:00→中岳のコル→行者小屋13:15(テント撤収)→やまのこ村16:30→美濃戸口17:30
【1/10(月)】帰神

 【1/8(土)】例年になく低温で、9 日は荒れ模様との予報だったので、8 日の赤岳に登れれば上来と思っていた。ところが美濃戸口からやまのこ村へ向かう山道で車が轍にはまりスタック。しかたなく美濃戸口からの登山開始となり、タイムオーバーで赤岳は諦めることに。気持ちを切り替え、八ヶ岳ブルーの空を見上げながら、気分は雪山ハイキング! とはいかず、担ぎなれない重い荷物にあえぎながら、やっとのことで行者小屋へ到着した。テント設営後は少し移動し、翌日の手順の練習。
 久しぶりにキンと冷えたテンバではテント内でもプラティパスの水が凍る。鳥鍋で温まってから外に出れば星が綺麗。色とりどりのテントの明かりが温かい。でも凍る凍る。靴も凍るので寝袋に入れて就寝。
【1/9(日)】稜線までは風の影響が少ないとのCL の判断で、北稜に向けて出発。6 年ほど前に初めて参加したときも今回同様気温が低く、指が凍りそうでリタイヤしたコースだが、今回はファイントラックの高価な手袋投入のおかげで大丈夫。
 ちょっと嫌なブッシュを抜けると、取付きの岩壁がある。一昨年はうまく登れずここでセミになった。今年は登りやすい。なんとなく記憶がよみがえり楽しくなってくる。2 つ目の岩壁を越え、短いナイフリッジを渡れば富士山の絶景が迎えてくれた。心配した風もなくいいお天気で写真もゆっくり撮れる。余裕のCL は立派なカメラを持参して楽しんでいる。
阿弥陀岳の頂上では南稜チームが待っていてくれ喜びを分かち合った。素晴らしいお天気の中いろいろリベンジできたし、なにより楽しめて歩けたのがとても嬉しかった。 (Mu) 

コース状況: 特に問題なし。やまのこ村までは悪路なので、4WD スタッドレスでもチェーン推奨とのこと。
特記事項: ヒヤリハットなし。行者小屋では缶アルコール類とお湯のみ販売。ジュースはなし。