日時:2020年11月23日(月)
参加者:会員6名
天候:曇りのち晴れ
アクセス:近鉄・JR 天理駅 駅前広場コフフン9:00 集合
コースタイム:天理駅9:00→9:45 石上神宮→11:15 竹之内・萱生環濠集落→12:15 ポケットパーク(昼食)12:40→13:00 天理市トレイルセンター→13:10 崇神天皇陵→14:30 桧原神社→15:00 大神神社(三輪明神)→15:10JR 三輪駅
山の辺の道は、三輪から奈良へと通じる上古の道。大和平野には南北に走る上・中・下ッ道の官道があり、7 世紀の初めころに造られた……(山の辺の道美化促進協議会パンフレットより引用)。
駅前を抜けると、天理教の荘厳な教会・建造物に圧倒されながら、誘われる様に山の辺の道へ入る。
遠くに二上山を眺めながらの里山歩き、柿の葉の紅葉の美しさに感嘆しつつ、行き交う人々の下げている手提げ袋がやたら目につく様になると、当初の古(いにしえ)のロマンの旅は何処へやら、心がざわざわ。
のどかな風景のあちらこちらの道すがら、無人野菜スタンドが目白押しで、旬の柿、ミカン、香りの良さそうな柚子、柔らかそうな下仁田ネギ等、挙げればキリがなく、ほぼ100 均状態の誘惑の嵐に足が絡め取られ、なかなか歩が進まない。
それでも夫々満足気に買い込んだ結果、長い下仁田ネギもパンパンに膨れ上がったザックの横にストック宜しく無事パッキングができて、ほのぼのとした後ろ姿には自然と笑みがこみ上げてきた。
お買い物ツアーも目利きの利いてくる終盤、欲張った成果(せいか)、歩荷トレの様に肩にザックが食い込むころには、自ずと財布の紐も固くなり、ゴール地点の大神神社までの僅かな登りが長く辛く感じられた。
無事、三輪駅に到着、電車を待つ間に、互いの戦利品のザックの重さを確かめ合い、今日の一日を楽しく振り返った。(K)
コース状況:全般に平坦な道。石畳の区間の下り坂は滑りやすい(数ヶ所)。各休憩ポイントにきれいなトイレがある。