日時:2023年4月22日(土)
参加者:会員4名
天気:快晴
アクセス:【4/21(金)】JR三ノ宮駅北なか卯前20:00集合/20:30出発⇒22:30道の駅杉の湯川上前泊
コースタイム:【4/22(土)】7:00和佐又ヒュッテ→7:25和佐又コル→8:07笙の窟→9:33大普賢岳→9:57水太覗→10:27国見岳→11:30七曜岳→12:34無双洞→14:37和佐又コル→15:00駐車場
大峯奥駈道は古来より山伏の修行の場であり、今日はその一部を体験。登山口から小一時間程で道が険しくなり、日本岳を支える巨岩群が現れた。シタンの窟、朝日窟、笙の窟、鷲の窟といった行場を通過、迫力満点。全て巻き終わると初梯子が現れ、それが稜線に上がるまで連続。
頂上を過ぎてからは幸せの稜線歩き。水太覗(みずぶとのぞき)からは広大な展望が開け、紺碧の空と相まって今日一番の絶景。七曜岳から2時間程激下り。狭く滑りやすい箇所が多く、鎖につかまりながらやっと無双洞に着き、ナメ滝の音に癒される。お次は垂直の岩登りだ。落石に注意。迫りくる幾多の難所を通過し、ようやく和佐又のコルに戻ったときは心底ほっとした。こんなにも盛沢山の内容が詰まった山行はなかなかない。皆充実感を嚙みしめながら帰神。(B)
<コース状況>激坂が多く、岩稜帯通過に慣れが必要。無双洞には豊富な湧き水あり。シャクナゲ・シャクヤクがつぼみを大きくふくらませていた、間もなく山全体で見頃。
<特記事項>無双洞岩本新道分岐間に垂直の岩場があるため、反時計回りがお勧めです。