破線だらけのデンジャラス登山 表妙義縦走

山行部

<日 程>2018 年11 月22 日(木)~24 日(日)天候:晴れ
<参加者> 会員8名
<アクセス>
【11/22(木)】大津SA⇒27:30 妙義神社駐車場
<コースタイム>
【11/23(金)】妙義神社7:30→天狗岳10:45→相馬岳(妙義山)11:15→堀切12:
45→鷹戻しの頭14:00→妙義公園16:20

妙義神社駐車場で仮眠の後、妙義神社の大きな鳥居の脇にある今日の宿「ひしや旅館」に挨拶をした後、鳥居からスタート。鳥居から続く参道はごつごつした溶岩石の石段で、素材を生かした風情があるものの、参道の脇には直径1m以上の切り株がそこここにあり、切り倒された大木に思いを馳せてちょっと残念な気分になった。登山道に入るとすぐに岩場。足を滑らせたら間違いなく大怪我しそうな危ないルートがいきなり始まるのだ。朝っぱらから三点支持が必須の岩壁や鎖場が続き、のんびり歩けるようなハイキングではない。寝不足の頭にガツンと一発食らいました。さすが妙義山。

「大の字」に到着すると、すばらしい展望が開けた。富岡の市街地の向こうに、遠く赤城山も望める。天気もいいし、目も覚めた。そこには先客がいた。高校生くらいの男の子達で、みんな楽しそうで生き生きしている。若い子を見るだけですがすがしい気分になれる。みんな頑張って俺の年金を稼いでくれ。

その後も危険な岩場の登下行が続き、気を抜ける場所など全くない。11:15相馬岳の頂上でやっと一息つけた。北西側は、手前に裏妙義、奥に浅間山が望める。

ここから、一気に下った後、再度「鷹戻し」までの急登があり、ここが核心部。SLは、前回の山行では時間の関係で鷹戻しを登れなかったので、今回はここを目的にやってきたとのこと。縦走路は鷹戻しから中ノ岳へ続くが、我々は鷹戻しの頭を過ぎたところから一般道へ下る予定。

相馬岳を下り、鞍部にさしかかった頃、逆方向から男性一人と女性三人のパーティーに出会った。我々のコースを聞くと、この山を熟知している様子で、「時間的にそれは危ない、すぐに下山せよ」と上から目線のアドバイスをいただいた。一応ありがたく拝聴して行き違えた直後、三人の女性のうち一人が落石を起こし、こちらに石が落ちてきた。運良く当たることはなかったが、くだんのパーティーは、こちらを一瞥しただけで謝りもせず登っていった。この山はコースも危険だが、マナーを知らない危険なオッサンもいる。

鷹戻しの登りにかかった頃、逆方向から一人の男性と出会った。我々のコースを聞くと、「それなら出発は7時半頃だね」とピタリと言い当て、「気をつけて」と声を掛けられ、気持ちよく分かれた。この山はコースは危険だが、気持ちのいいオッサンがいる。

鷹戻しの鎖場では、足場がなくゴボウ抜きで登らねばならない場所があり、ここで、Mさんが1m以上滑落した。幸い、下で受け止められ怪我は無かった。また、下りの鎖場でも、Kさんが滑落しそうな場面があった。トップは後続者の実力を把握して、安全確保の必要性を常に考えておく必要があることを痛感した。 15:30無事下山。妙義公園では、冬桜が咲いていた。歯ごたえ十分な楽しい山行だった。