【11月3日】大杉谷はアクセスが悪く、皆んなで色々考え、三瀬谷10:14着を9:47着に変更。近鉄特急を利用することにしました。ところが、当日特急券を買うもギリギリセーフ。丁度満席となりました。ネットで事前購入が安心です。実のところ時間を変更した理由は、道の駅奥伊勢で幕内弁当を買いたいからでした。
10:30発バスに無事乗車。悪路、狭路を見事なハンドル捌きのバスに激しく揺られること1時間半、正午前に登山口に到着。しっかり昼食を食べてから出発しました。登山口を越えるとすぐに、絶景と絶壁の登山道が出迎えます。しかも昨日の大雨が嘘の様な快晴。もう、テンションも上がってワクワクです。しかし!足元が昨日の雨で濡れて滑るのです。ワクワクがハラハラに変わり、桃の木小屋までの道のりを慎重に歩きました。
シシ淵の少し手前で、天井から湧水が降ってくるトンネルがあります。事前に準備した傘をさして通過しました。そして憧れのシシ淵に到着。正に絵に描いたような絶景を堪能しました。
桃の木小屋では、ゆっくりお風呂に浸かり疲れを癒し、夕食では食べ放題のカレーをお腹いっぱいに食べ、翌日に備えてエネルギーも満タン!消灯20時にはしっかり眠りに着きました。 【11月4日】2日目のルートは、高度感のある絶壁や、ヌルヌル滑るスラブがあったりと、堂倉滝までは気が抜けないルートでした。堂倉滝からは登るにつれて、秘境から徐々に日常に戻るようでした。徐々にルートも歩きやすくなり、日出ヶ岳に着いた時には普段着の観光客やら、ツアーの旅行客がいっぱいでした。朝、予定より早く出発して、山行も順調だったので12:30には大台ヶ原のバス停に到着して、寒さの中16時までバスを待つこととなりました。奈良交通さんに感謝ですが、臨時便を15時半過ぎに乗車を開始して、15時40分に出発して30分以上早く近鉄大和八木駅に着けました。絶景ありスリルあり、しんどい急登あり、観応え、歩きごたえある楽しい山行でした。