東赤石山・西赤石山 2019.5.3-4.

アケボノツツジ咲く東洋のマチュピチュへ

<日 程>2019 年5月3日~4日 天候:快晴
メンバー:18名

<アクセス>各地集合→鳴門淡路自動車道→四国高松自動車道→別子銅山
<コースタイム>B 班
【5/3(金)】:筏津登山口11:00→12:10 分岐→14:30 東赤石山山荘
【5/4(土)】:6:10 東赤石山荘出発→7:15 東赤石山山頂→9:12 八巻山→10:00 物住頭→10:45 西赤石山→12:00 東山→13:10 ダイヤモンド水→14:12 日浦登山口→マイントピヤ別子(入浴)→帰神

B 班:記録
【5/3(金)】ゴールデンウイーク真最中の例会のため交通渋滞を心配しつつ、車4 台それぞれ途中ピックアップしながらの出発。心配通り当初の集合場所SA は満車、急遽次のSA へ。いきなりのハプニングでしたが、全員そろった際の表情はお天気に負けないくらいの笑顔、皆ワクワク感満載でした。四国高松道は渋滞なく通過。日浦登山口手前から路肩に車が・・・。西赤石山は日帰りの登山者も多いと聞きます。A 班が無事駐車できるのか心配しつつもB 班はその先の筏津登山口へ。こちらも既に駐車場は一杯、仕方なく路駐。各自準備運動をすませ出発!予定より遅い出発でしたがB 班の本日行動予定は小屋までなので焦ることなく、すっかり夏陽気の暑い中、樹林帯をもくもくと進みます。途中から遠くにアケボノつつじのピンクが綺麗に見え心を癒してくれました。小屋に近づく頃になると雲行きが怪しくなりはじめ雷が鳴り始めました。下界で聞くとき以上にドキドキさせられました。無事小屋到着。想像していたより大きな小屋、小屋に泊まるのは私達位であろうとの予想は外れこの日は私達含め21 名の宿泊との事で既に何人かの方が到着してました。小屋のオジさんは上がって来られていませんでしたがボランティアの方らしき方々が説明等してくださいました。ザックを下ろして東赤石山山頂へ向かいます。尾根へ出る直前で一旦はおさまったかに思えた雷が鳴り始めたため撤退。小屋直前には雨が降り始め、その後雹ひょうへと変わりました。A 班も無事小屋到着。皆で夕食。メニューはCL 考案のトマト鍋。重たいスープを担いでくださった甲斐あり美味しくいただくことが出来ました。ご飯焚きもベテラン人が居ない中、無事美味しく炊き上がり米担当された方は喜んでおられました。時間も忘れ楽しい宴を過ごしていた私達でしたが、これまたいつもの事と言っていいのかお隣の方から壁を叩かれるという注意を受けてしまい、反省しながらの後片付けお開きとなりました。
【5/4(土)】前日山頂を踏めなかったためA 班より早めに出発。朝一昨日と同じルートを辿るのですが荷物が重い分辛い。尾根に荷物をデポし山頂へアタック。ゴロゴロした岩々、朝の眠気覚ましになります。山頂で写真撮影したら今日は工程が長いためすぐに出発。荷物をデポした所に戻りいざ出発の時に向こうからA 班が。交差縦走ならではの出会いです。全体集合写真撮影後それぞれの道へ。快晴の中気持ちよく縦走です。物住頭・西赤石山へと進むのですが、ルートが非常に分かりにくい。ついつい少し横に逸れてしまうようで行ったり来たりがしばしば。それでもお天気がいいからか、皆でああだこうだ言い合いながらだからかあまり苦になりませんでした。無事西明石山山頂到着。山頂には他にも数組登山者がおられました。銅山越へ向けては樹林帯。日陰に入り暑さから逃れられてホッとしました。本当なら銅山ヒュッテや東平(東洋のマチュピチュ)へ足を延ばしたいところでしたが時間切れ。またの機会へと言いつつ先へ。銅山峠から先は銅山の歴史を記載した標識があちらこちらに。今は石垣しか残っていませんがかつては多くの建物が経ち多くの人達で賑わっていたようです。ダイアモンド水で喉を潤し最後のひと踏ん張り。無事怪我なく下山できました。日浦登山口でA 班と合流。マイントピア別子で2 日間の汗を流し帰途につきました。(やはり淡路自動車道で渋滞にはまりました)天候に恵まれ、仲間に恵まれ楽しい山行となりました。
(ヒヤリハット)なし
(特記事項)筏津からの登山道にある橋は老朽している。川に下りて渡渉が安全なところもある。

A 班:記録
<コース>1日目 4台の車に各地から分乗し、SAにてA組B組乗換え。日浦登山口11:00→ダイヤモンド水12:00(昼食)→銅山越13:00→西赤石山14:30→物住頭15:15→赤石山荘16:30(宴会:トマト鍋 宿泊:小屋9名テント1名)
2日目(朝食:フランスパン/バター小豆あん/レタス・マヨネーズ) 赤石山荘6:50→鉢巻山8:15→東赤石山9:00→三角点→東赤石山10:00→筏津登山口13:30
5月3日 晴れ後曇り後雨一時雹後曇り
出だしは木漏れ日の差す樹林帯薫風を感じつつ、谷川のせせらぎ小鳥のさえずりを絶えず聞き、整備された登山道を気持ちよく登りました。途中橋を何度も渡り、ついに濃いピンク色のミツバツツジと出会えました。さらに標高が上がるにつれて、お目当てのアケボノツツジの艶やかなピンクの花々が私達はここに居るよと山肌に出現。感激。午後に入ると曇り空、絶えず雷鳴を聞きながら薄暗い中での山行となりました。そして一番来て欲しくない雨が遂に降り始め、一時雹ひょうの襲撃も受け閉口しました。岩稜帯のトラバース道は滑りやすく緊張感が走りました。
5月4日 ピーカン!!
山荘でB組と別れ、ひたすら登り。稜線に出てからは絶景の連続。東にはこれから歩く岩稜帯が次々に現れ、北には瀬戸内海とそれに浮かぶ島々、西には今まで歩いてきた稜線とその先に主峰の石鎚山、南には四国のどこまでも続く山並みとその谷あいを覆う雲海。多分その南東方向に剣山が控えているのでしょうね。テンション上がった!!山頂部の岩稜帯は、この山名の由来となった赤っぽい色をしたかんらん岩で出来ており、悠久の時を経た地球の絶え間ない営みと息吹を五体で強く感じました!!途中、数時間前に別れたばかりのB組メンバーとの感激の再会、全員で最高のパフォーマンスでファインダーの枠に収まりました。またこの2日間で一番のインスタ映えスポット(雲海を背景に、左手には大岩、右手はすっぱり切れ落ちた断崖絶壁)があり、一人一人写真を撮ってもらいました。皆熟練の山女山男の顔をしてましたよ。ヤッホー!!
クロモジとの初めての出会い・・。花、岩、登山道、絶景と数え上げればきりがない歩き応えのある山。つぼみしかなかった山頂のシャクナゲ達待ってろよ、また来るからな!!
<特記事項>膝の周りにアザ若干名、足のつり少々1名 他問題無し。 (KM)