入道ヶ岳 2022.11.9

日時:2022年11月9日(水)
参加者:会員10名
天気:晴れ
アクセス:三宮なか卯前6:30、阪急高槻駅前7:00 集合
コースタイム:野登山(のぼりやま)登山口9:00→9:30 池ヶ谷コース分岐→10:20 滝ヶ谷分岐→11:00 入道ヶ岳→宮指路岳(くしろだけ)分岐→14:30小岐須(おぎす)峠→14:45 カワラコバ→15:52 大石橋→16:00 駐車場

 鈴鹿セブンマウンテン、近畿百名山の一つである入道ヶ岳は、今まであまり経験したことのないタイプで、最後まで適度な緊張感と飽きさせない魅力が至る所にあり、個性ある山であった。
 登山口から樹林帯が続き、沢の流れる音がずっと耳に心地良い。標高が徐々に上がり、急登、谷、沢と飽きることなくアップダウンを繰り返し、結構キツイ。急登を転がる小さな落石を避けながら、躓きそうな木の根っこの道を過ぎると避難小屋があり、県指定の馬酔木(アシビ)の群落やイワカガミの葉が光に反射して美しい。春には白やピンクのお花畑になるようだ。地質による独特な山容は、クライミングをしたくなるような白い一枚岩や渓流、青い空に赤や黄色の紅葉が映え、フカフカの落ち葉が足にやさしい。
 今回は「北ノ頭」は寄らずに、パノラマビューのなだらかな丸い入道の頭の上で昼食タイム。椿大神社の御神体として白い鳥居があり、鈴鹿山脈、伊勢湾を一望できる。次の例会の鎌ヶ岳や御在所岳の山並みを前に、キリマンジャロを飲みながらとアンパンをパクつく。なんと贅沢な時間であろうか。帰りの小岐須峠からカワラコバの辺りで一部土砂崩れのある所を、足元に注意しながらロープに頼って進む。わずかな時間に体温調整や水分、行動食の補充、ベテランの方が多く、安心して歩くことができ、予定より早いペースで明るいうちに全員が無事に下山することができた。
 「あー、面白かった!」次はあの鋭鋒を目指してみたいものだ。(No)

<特記事項>落石、木の根の躓きに注意。