五竜岳G0稜を目指すも 2019.4.19.-21.

<日程>2019年4月19日(金~21日(日)
<参加者> 会員3名
<アクセス>4/19 神戸⇒白馬五竜スキー場
<コースタイム>
4/20 白馬五竜スキー場⇒テレキャビン8:30→地蔵の頭9:00→小遠見10:45→中遠見11:20→大遠見12:40→幕営地13:15
4/21 幕営地4:30→西遠見5:00→白岳6:15→西遠見7:10→大遠見8:30→中遠見9:15→小遠見9:50→テレキャビン⇒白馬五竜スキー場11:00
<天候> 晴れ後曇り 稜線烈風

神戸を20時出発、6時間かけ白馬五竜スキー場に到着。近くの道の駅で車中泊、後部座席を倒し寝るスペースを確保、シュラフに包まり数時間熟睡する。朝起きると同じように車中泊していた人たちが結構いることに気づいた。テレキャビン始動が8:30のためゆっくり準備に取り掛かる。テレキャビンにはスキー板やスノボーを担いだ人たちで一杯、その中のポツンポツンと登山客も混じっているという不思議な光景、地蔵の頭までは滑走を楽しむ人たちの横をハアハアと息を切らしながら歩く。天候もいいので雪が解けており、水分の多い雪の上を歩くのは疲れる。地蔵の頭に到着した時点で汗が噴き出て暑い。衣服調整、水分補給後幕営地を目指して歩き始める。小遠見、中遠見、大遠見とアップダウンを繰り返しながら遠見尾根を歩く。大きく育った雪庇や段々と迫ってくる後立山連峰、澄んだ青空、大パノラマである。素晴らしい眺望に、その場に立てていることに感謝しながらひたすら歩く。時々すぽっと踏み抜きがあり喚声を聞きながら、細い尾根もあり慎重に歩く。
西遠見手前が幕営地である。幕営地には小さなテント村ができており、ザックのてっぺんにポテトチップスを乗せ膨らみ度合を高度計にしながら登ってきたというつわものもいた。
「明日は天候が良くない」とテント設営後空身で五竜岳を目指す登山者もいる。私たちはテント設営後G0稜の偵察に出かける。下から眺めるG0稜を私の登攀技術で登れるかなと不安になる。取りつき点や雪量、雪質、明日の天候など考慮した結果G0稜への登攀は断念一般道での五竜岳頂上を目指すことになった。テント場に戻り美味しいごはん、お酒をいただきながら明日の行程を打ち合わせし就寝。強風でテントがバタバタと音を立てている。予報通り天候は今一つの模様。起床時間を30分遅らせ身支度する。テントを出ると時々突風が吹きあがる。台風姿勢を取りながら急登を上り詰めていく。人が結構入っていたのでトレースはしっかりついている。高度を上げていくにつれ風も強くなる。白岳に到着、見上げると五竜岳山頂は黒雲の中、先行者数人も途中で引き返している。私たちも白岳で引き返すことにした。
下山途中白い羽毛に覆われたライチョウに遭遇。先頭を歩いていたSLの行動は早い、カメラで連写。私も撮ろうと準備している間に遠くへ。後で写真いただきました。下山後「八方美人」で入浴、美味しいそばをいただき帰路に着いた。

<コース状況>亀裂多数あり、雪崩の危険性があった。
<特記事項>ヒヤリハットなし。

ジャンプを撮る人を撮る
西遠見手前で幕営
満腹の夕食


下山後、白馬「八方美人」の湯つかり、蕎麦処りきで盛りそばを食す。

 

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