阿弥陀岳北稜 2023.1.7-9

日時:2022年1月7日(土)〜9日(月)
参加者:会員4名
天気:快晴
アクセス:JR 西宮駅20:00 集合
コースタイム:【1/7(土)】赤岳山荘駐車場9:15→11:37 赤岳鉱泉13:15→13:24 ジョウゴ沢15:39→15:52 赤岳鉱泉
【1/8(日)】赤岳鉱泉6:10→7:09 阿弥陀岳分岐→10:58 阿弥陀岳→12:11 中岳→12:40 文三郎尾根分岐→14:54 赤岳鉱泉
【1/9(月)】赤岳鉱泉8:45→赤岳山荘駐車場

【1/7(土)】天気予報に計画は二転三転、初日は赤岳鉱泉までとなり、のんびり出発。テントを設営、小屋でお昼も食べて、ジョウゴ沢でプチアイスクライミングを楽しんでから、翌日の登攀の流れを確認。テン場は風もなく、あまり冷え込まなかった。
【1/8(日)】暗いうちに出発。行者小屋で阿弥陀岳が眼前に現れる。黒々とした第一岩峰、第二岩峰も確認できる。満月が浮かぶ空が赤みを帯びる。取付を目指し樹林帯を進む。傾斜はどんどんきつくなり、息が上がる。第一岩峰基部到着、先行者もおらず、CL から登り始める。雪もあまりなく、凍ってもいない。岩峰を登りきると上部の岩を巻くように進み、雪稜に乗る。そのまま進むと第二岩峰基部、第一ピッチの終了点。ここで後続のパーティに先に行ってもらう。第一岩峰は苦戦したが、ここはピッケルもうまく使え、幾分か楽に突破。雪の急登を進み、雪が多いとナイフリッジになる所を越えると、細い木とスノーピケットを支点にした第二ピッチの終了点。ここでロープを片付け、これぞ八ヶ岳ブルーの中、真っ白な頂を目指す。山頂からは編笠岳から続く稜線、赤岳から硫黄岳、天狗岳、蓼科山と全山奇麗に見渡せた。厳冬期の八ヶ岳は何度か来ているが、こんなに風がなく暖かいのは初めてだった。(Ta)

<コース状況>危険箇所なし。
<特記事項>ヒヤリハットなし。

カモシカいた
キャンディまだ貧相
マイダブルアックスで登るCL
真ん中に黒く見えているのが多分北稜取りつき第一岩峰
nさん頑張る
圧巻富士山
支点はスノーピケットで
降りてきたルートを振り返る