秋たけなわ 三重県の岩場を行く 伊勢山上と藤内壁後尾根

山行部

<日 程>2018 年10 月27 日(土)~28 日(日)
<参加者>4名
<アクセス>【10/27(土)】JR 大阪駅9:00⇒11:10 飯福田寺
<コースタイム>
【10/27(土)】11:00 飯福田寺駐車場→11:20 飯福田寺(表行場説明)11:40→11:47油こぶし→11:52 岩屋本堂→11:59 抱付岩→尾根歩き→12:30 亀岩→12:34 鞍掛岩→12:42 小尻返し→12:49 飛石→13:10 飯福田寺(裏行場説明)13:15→13:20 油こぶし→13:30 獅子ヶ鼻→13:46駐車場
【10/28(日)】日向小屋7:30→8:20 藤内壁出会→8:50 一の壁→9:50 中道→12:10 日向小屋

【10/27(土)】今回私が車を出したので9 時に大阪駅集合にしていただいた。阪神高速、名阪国道、伊勢自動車道を走り、交通量は多いが渋滞もなく11 時過ぎに飯福田寺(いぶたじ)の駐車場に到着し、軽く朝食をとる。まずは表行場めぐり。飯福田寺の住職に行場めぐりの説明をうける。その中で、岩屋本堂を回り込んで本堂の上に登る岩について、住職は「鎖がついているが、途中から鎖がなくなり4 メートルほど登るので、前日の雨で滑りやすいため、できたら迂回したほうがいい」と何度も助言
というより警告を受ける。が、袴田リーダーは登る気満々。入山料500 円を納め、同意書にサインして11 時40 分出発。
歩くこと数分で最初の油こぶしに着く。鎖があるが、鎖はなるだけ使わないようリーダーの声が聞こえる。ここは日が差さない場所で岩は濡れて滑りまくる。ただでさえ履いてきた靴は滑りやすい。私はチャレンジャーではないので、左でがっつり鎖をつかむ。後半は乾いていたので登りやすい。油こぶしを過ぎると、例の岩屋本堂。明日、本堂の戸閉め式ということでタイミングが良かった。本堂の右側から登るのだが、なんと自然のボルダリングジムのようにこぶし大の岩がぽつぽつと岩肌からでている。3 メートルほど登って右に回りこむと鎖があるが、岩肌は乾いていてフリクションも効く。鎖を使わずに十分登れる。鎖がきれたあとも問題なし。その後、抱き付き岩を登ったあと、尾根が右回りに続いており最後は登り口の近くに下る周回コースになっている。40 分ほどの尾根歩けば、次々と岩が現れる。名前は忘れたが、ある岩場の前にトラロープが張ってあり、ハチ注意と書かれている。しかし、リーダーはお構いなしに突っ込む。が、数歩行った先で、いきなりハチが飛んできた。刺されたらあかんハチや!刺されてもええハチはいないが、これは危険。サッサと退散し迂回する。1 時間半ほどで下山し、今度は裏行場の説明をうけ、ここも30 分ほどで終える。明日の後尾根の良い練習?になった。御在所岳に向かい、477 号線沿い、トンネルを過ぎた駐車場に停める。ここは25台ほど駐車できるが、数台が停まっていただけ。16 時に日向小屋に着。夕食まで明日の打ち合わせ。ロープを出すか出さないか議論したが、とりあえず持っていくことに。夕食はとんかつ、刺身となかなかの内容。朝夕二食付きで4000 円はかなりお得だ。夕食後、隣の席だった名古屋の山岳会の方たちと話が盛り上がり、いろいろと教えていただいた。楽しい宴も22 時前には終わり就寝。

【10/28(日)】6 時に起床し朝食。量は少なかったが、シカ肉の燻製とかこれもおいしく頂いた。外にでれば雲一つない快晴。7 時半に日向小屋を出発。藤内小屋で小休憩して8 時20 分に藤内壁出会に着く。そこでハーネスなど装着して登り始める。登るとすぐに、右に行けば前尾根の取り付き。たくさんの人が登っており、掛け声がこだましている。さらにすこし登ると左に入る道があり、そこが一の壁、後尾根への道。すこし酒が残る体でだるく登るとすぐに一の壁が現れ、小屋で一緒だった名古屋の方たちに会う。ここでトップロープで練習らしい。お互い挨拶した後、一の壁の左のほうから登り始める。難しくはないがロープがないとやはり怖い。落ちたら無事ではすまないが、ここには鎖はない。一手一歩慎重に確実に進む。後半、ここが核心?
前のパーティに追いついた。大きな岩をのっこすのに苦労している。前のパーティはロープを出しているが、やはり私らは使わないようだ。自分たちも登り始めると、その大きな岩に袴田さんがスリングを残してくれた。私が最後だったので、回収しないといけないのだが、自分の靴のフリクションを信じることができず回収に少してこずる。そこを抜ければあとは藪漕ぎ。といっても踏み後があるので迷わず進む。途中、展望地があり国見岳がきれいに見えた。
9 時50 分に中道に合流、頂上に登らずにそのまま中道で下山。さすがに人気ルートだけあって、登ってくる人が続いている。どんだけ~、っていうぐらいどんどん登ってくるが、時間はたっぷりあるので、道を譲りながら下山。途中裏道にはいり、12 時過ぎに自分たちが出したゴミを持ち帰るために日向小屋へ寄った。小屋の前でご主人が日向ぼっこをしていたが、私たちのためにコーヒーをいれてくれた。実は、みんなでコーヒーを期待していたので喜んでいただいき、まったりと休憩して、駐車
場まで歩く。男4 人、風呂なしでさっさと大阪まで車を走らせ帰った。(丸山)
<コース状況>コースは短く、岩もさほど難しくはないが、ロープなしだと怖い。
<特記事項>フリクションの効く靴が望ましい。ヒヤリハット:「ハチに注意」の警告を無視して突っ込んだ。